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ヒューリック、SQUEEZEと資本業務提携 保有比率6.97%へ

ヒューリック、SQUEEZEと資本業務提携 保有比率6.97%へ|M&A Times

SQUEEZE(558A・東証グロース市場)は2026年9月18日、ヒューリック(3003・東証プライム市場、総合不動産会社)と資本業務提携契約を締結すると発表しました。ヒューリックが既存株主から発行済株式総数の5.0%を追加取得し保有割合を6.97%に高める予定です。

発表の概要

SQUEEZEは「suitebook」と遠隔運営体制でアセットライト型の宿泊事業を展開する、2026年4月上場の新興企業です。ヒューリックは同社の上場に際して株式の一部を取得して以降、不動産・ホテル領域での協業の可能性を協議してきました。

案件の条件一覧を見る対象会社・提携先・スキーム・取得株式数 ほか(7項目)
項目内容
対象会社株式会社SQUEEZE(証券コード558A、東証グロース市場)
提携先ヒューリック株式会社(証券コード3003、東証プライム市場)
スキーム資本業務提携契約の締結、既存株主からの相対取引による株式取得(新株発行・自己株式処分を伴わない)
取得株式数普通株式163,100株(発行済株式総数の5.0%、予定)
取得後の保有割合6.97%(現在は64,300株・議決権割合1.98%〈2026年6月30日基準〉)
契約締結日2026年9月18日(予定)
株式譲渡実行日2026年9月18日(予定)

業務提携では「suitebook」とヒューリックの運営知見・業界ネットワークを組み合わせたホテル運営DXの共通基盤の構築に加え、運営BPOや新規アセットの企画・開発へ協業範囲を広げ、ヒューリックが保有・開発する不動産を活用したホテルを共同展開します。

協業の第1弾として、ヒューリックとリアルゲイトの合弁会社であるHistoRy合同会社が2026年7月3日に取得した東京都中央区銀座のオフィスビルを41室のアパートメントホテルへ再生する計画が進んでおり、運営はSQUEEZEが担って2028年春頃の開業を目指します。

背景

提携の理由について両社は、SQUEEZEのホテル運営のデジタル変革に係る知見・技術と、ヒューリックの不動産開発・ホテル運営基盤等の経営資源を相互に活用することで、ホテル・観光領域における事業機会の創出と両社の企業価値の向上を図れると判断したとのことです。

またヒューリックは2026年2月公表の中長期経営計画で観光事業を成長領域に位置づけ、2036年に観光関連利益100億円超を掲げています。自社運営ホテルについては好立地の9棟700室の開発竣工を経て4,000室超の安定稼働フェーズへ移行する方針を示す一方、人手不足や建築費上昇による採算性の低下懸念を環境認識に挙げています。SQUEEZEの遠隔運営体制はこの課題を補う技術と考えられます。

今後の予定

SQUEEZEは2026年9月18日の取締役会で提携を決議し、契約締結日と業務提携開始日をいずれも同日(予定)としています。ヒューリックは株式譲渡実行日を同じく9月18日(予定)と開示しました。株式の受渡が完了し主要株主の異動が生じる予定日は2026年9月25日です。ヒューリックは本株式取得が金融商品取引法第167条第1項・同法施行令第31条の「公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為」に該当するとして別途開示しています。SQUEEZEは当期業績への影響は軽微としています。

解説

ヒューリックは2026年4月の上場時に約2%を取得し、そこから5か月弱の協議を経て保有を6.97%へ引き上げ、同時に銀座の物件でSQUEEZEに運営を委ねる具体案件まで進めました。少数出資から始めて成果を確認しながら関与を深めています。

※本記事は2026年9月21日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典

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