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JK HD、三鷹の高山木材を完全子会社化 設立58年・価格非公表

JK HD、三鷹の高山木材を完全子会社化 設立58年・価格非公表|M&A Times

合板の製造販売や建材卸売をグループ企業63社・全国約300拠点で展開するグループの持株会社JDホールディングス(東証スタンダード9896、以下JKHD)は2026年10月2日、東京都三鷹市の高山木材の発行済株式全てを取得し子会社化すると発表しました。

発表の概要

高山木材は三鷹市で木材と建築材料を販売する1968年設立の企業で、株式は代表取締役の髙山一雄氏が全て保有するオーナー企業です。資本金は7,500万円、従業員は33名です。売上高は2023年9月期の11億6,500万円から2024年9月期11億8,200万円、2025年9月期12億1,000万円と増加しています。

一方で経常利益は△400万円・3,000万円・△1,700万円と期ごとに振れており、直近の2025年9月期は営業利益400万円の黒字に対し経常利益と当期純利益がともに1,700万円の赤字となっています。

項目内容
取得対象高山木材株式会社(東京都三鷹市)
事業内容木材及び建築材料の販売
譲渡元(売り手)髙山一雄氏(高山木材の発行済株式を100%保有する個人)
スキーム株式譲渡
取得株式数150,000株(発行済株式の全て、取得後の議決権所有割合100%)
取得価額非公表(JK HDは「適切なデューデリジェンスを実施しており、公正妥当と考えられる金額にて取得する」ことを予定しているとして開示を控えている)
契約締結日2026年9月28日
株式譲受日2026年10月30日(予定)

背景

株式取得の理由についてJKHDは、高山木材の子会社化により「当社グループの多摩エリアにおける基盤が拡充され、グループ全体での更なるサービスの提供ができる」としています。

JKHDグループは2025〜2027年度を対象とする中期経営計画『Value Proposition 27』で「M&Aを通じた拠点整備による基盤事業の強化」を重点施策に掲げています。JKHDは2026年5月にも調布市でサッシ・ガラスの加工販売を手がける調布ハウジングを取得しており、高山木材の取得もこの重点施策に沿った多摩エリアでの拠点拡充ga目的です。

2026年6月には第三者割当による自己株式の処分で6億1,100万円を調達し、全額を2028年3月までにグループの成長に資するM&A案件へ充当するとしています。

今後の予定

高山木材は2026年10月30日付でJKHDの連結子会社となる予定です。JKHDは連結業績への影響を軽微と見込んでおり、連結業績予想修正の必要が生じた場合は速やかに知らせるとしています。

解説

高山木材の直近の2025年9月期は経常利益・当期純利益がともに赤字でした。それでもJKHDJKHD株式取得の理由に「多摩エリアにおける基盤が拡充され」ることを挙げ、取得価額は開示を控えつつ「公正妥当と考えられる金額」で取得する予定としています。

買い手が地域ごとの拠点整備を方針に掲げている場合、58年かけてその地域で続けてきた販売事業と拠点がその計画に合えば直近の損益が赤字でも取得の対象になり得ます。

直近の赤字を理由に諦める前に、自社の拠点や販売先がどう評価され得るかをまず専門家に相談してみるのも一手です。M&A Timesの無料相談では状況に応じて仲介会社や専門家をご紹介しています。

※本記事は2026年10月6日時点の公表資料に基づいています。最新の状況はJKホールディングスの適時開示・公表資料をご確認ください。

出典

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