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ビズメイツ、With The World子会社化 2.16億円

ビズメイツ、With The World子会社化 2.16億円|M&A Times

ビジネス英会話等のオンライン語学サービスを手がけるビズメイツ(東証グロース9345、代表取締役社長・鈴木伸明)は2026年10月5日、株式会社With The Worldの株式を取得し簡易株式交換で完全子会社化すると発表しました。

発表の概要

With The World社(兵庫県神戸市、代表取締役社長・五十嵐駿太氏、2018年4月設立、従業員10名)はオンライン国際交流授業を手がけ、世界67カ国500校以上の現地校とネットワークを持ちます。

項目内容
株主構成(2026年3月末時点)五十嵐駿太氏86.96%、株式会社IGLパートナーズ11.30%、株式会社Luatsu 1.74%
取得対象With The World社(発行済株式345株)
事業内容オンライン国際交流授業の企画・運営、旅行業者代理業、損害保険代理業
取得の相手先株式取得:五十嵐駿太氏(兵庫県神戸市)/株式交換:With The World社の株主
スキーム現金による株式取得313株(議決権所有割合90.7%)と簡易株式交換32株の組み合わせ
株式取得価額1億9,596万5,217円(アドバイザリー費用等含む概算合計2億96万5,217円)、全額自己資金を充当
株式交換の割当比率・交付株式数With The World社株式1株につきビズメイツ株式1,073.875株。対象32株に対し新株34,364株を発行し交付(交付株式はビズメイツ株583円換算で約2,003万円相当・編集部試算)
株式価値の算定ビズメイツ株583円(2026年10月2日終値)。With The World社は船井総研あがたFASが類似会社比較法(1億7,500万円〜2億1,100万円)とDCF法(2億4,700万円〜3億3,200万円)で算定したレンジ内(1億7,500万円〜3億3,200万円)で協議の上、株式価値総額2億1,600万円・1株あたり626,087円とした
契約締結日2026年10月5日(予定)
株式取得完了日2026年10月16日(予定)
株式交換効力発生日2026年10月30日(予定)

背景

ビズメイツは「人と企業が成長しあう多様性のある豊かな社会の実現」という目的のもと、M&Aで「多様性」をテーマとした事業領域へ参入し非連続な成長を目指していると説明しています。本件の意義と期待される効果としてビズメイツは3点を挙げています。

第一にGIGAスクール構想や探究学習の重視で教育現場のニーズが語学学習から課題解決型学習へ移っていること、第二にWith The World社の学校・自治体ネットワークにより顧客層を「ビジネスパーソン」から「学校・自治体・学生」へ広げられること、第三に同社が文部科学省の「EDU-Portニッポン」や環境省のワークショップ運営を受託してきた実績を「公的機関からの信頼」として取り込めることです。

なおビズメイツは子会社化条件として、五十嵐氏には引き続きWith The World社の経営を主導してもらうことが不可欠と考え現金対価の株式取得に株式交換を組み合わせたと説明しています。株式交換で割り当てる株式には3年間のロックアップを付し、五十嵐氏には最低3年間の役員留任を求めています。

今後の予定

株式取得完了日は2026年10月16日、株式交換の効力発生日は同30日の予定、2026年12月期第4四半期から連結業績に含まれる予定です。

解説

ビズメイツは発行済345株のうち313株を五十嵐氏から現金約1億9,596万円で取得し、残る32株には新株34,364株を発行して交付する予定です。開示が挙げる意義は教育改革の追い風と顧客層の拡大、そして受託実績が示す「公的機関からの信頼」の3点です。

ビズメイツが本件の意義に挙げたのは従業員10名・当期純利益800万円という足元の規模ではなく、自社にない顧客網と官公庁からの受託実績という信用でした。その担い手である代表者に3年間の役員留任と株式の譲渡制限を求めたように、買い手が評価する資産が経営者個人に紐づくほど残留条件は取引の中心になります。

自社の取引実績や顧客網がどう評価され得るかを残留条件と併せてまず専門家に相談してみるのも一手です。M&A Timesの無料相談では状況に応じて仲介会社や専門家をご紹介しています。

※本記事は2026年10月6日時点の開示情報に基づいています。最新の状況はビズメイツの適時開示をご確認ください。

出典

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