株式会社Amsterdam1・Amsterdam2は2026年8月3日、東証プライム上場のJPMC(証券コード3276)株式に対する公開買付け(TOB)を8月4日に開始すると発表しました。マネジメント・バイアウト(MBO)に該当し、武藤英明社長は取引成立後も継続経営する予定です。
発表の概要
JPMCは2002年設立、賃貸住宅一括借上事業(サブリース)を中核とする東証プライム上場企業です。買付者の株式会社Amsterdam1・Amsterdam2は、サンライズキャピタルが投資助言するPEファンド傘下のSPCとして2026年7月13日に設立され、JPMC株式を取得し非公開化する取引の一環として本公開買付けを実施します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象会社 | 株式会社JPMC(証券コード:3276、東証プライム) |
| 公開買付者 | 株式会社Amsterdam1、株式会社Amsterdam2 |
| スキーム | MBO(マネジメント・バイアウト)に該当する非公開化を目的とした取引 |
| 買付価格 | 普通株式1株につき2,250円 |
| 買付期間 | 2026年8月4日(火)~2026年9月15日(火)(30営業日) |
| 買付予定数の下限 | 6,707,800株(所有割合40.16%)・上限なし |
| 対象会社の意見 | 2026年8月3日開催の取締役会にて、決議に参加した取締役8名全員の賛成により賛同を決議し、株主に応募を推奨 |
背景
サンライズキャピタルは事業承継・カーブアウト・非公開化を投資テーマとし、原則51%以上の株式を保有しハンズオン支援を行う方針で、本件はこの中核テーマに合致します。筆頭株主の資産管理会社は応募せず、株式併合によるスクイーズアウト後、みなし配当の益金不算入規定を踏まえた価格で自己株式取得に応じる不応募契約を締結しています。
今後の予定
買付期間は2026年8月4日から9月15日まで(30営業日)、決済開始日は9月25日です。応募株式数が下限(6,707,800株)未満の場合は買付けを行いません。下限以上なら全部を買付け、非公開化に向けスクイーズアウト手続を実施予定です。資金は公開買付者親会社らの出資とみずほ銀行の融資で賄われます。
解説
MBOは経営陣主導で株式を非公開化する手法で、対象会社と経営陣・買収者側の間に利益相反が生じやすいという特徴があります。本件では、応募しない筆頭株主側の税引後手取り額を応募した場合と同額にそろえる価格設計が採られており、開示では株主間の公平性に配慮しつつ買付価格の最大化を図る狙いとの説明がされています。PEファンドとの資本提携やMBOは中小企業の事業承継の選択肢となっており、買付価格の根拠は確認ポイントの一つです。会社売却の進め方ガイドもご参照ください。
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※本記事は2026年8月3日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

