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コンフィデンス・インターワークス、flaggsを70%子会社化

コンフィデンス・インターワークス、flaggsを70%子会社化|M&A Times

ゲーム・エンタメ業界向けの人材派遣や人材紹介を手がけるコンフィデンス・インターワークス(東証グロース・証券コード7374)は2026年9月30日にゲーム開発会社flaggsの株式70.0%を取得し連結子会社化すると発表しました。

発表の概要

flaggsは東京都品川区でゲームの企画・開発・運営を手がけ、代表取締役の吉江直人氏が株式の81.46%を保有しています。2025年9月期末は純資産△3億9,673万9,000円の債務超過です。

本件は吉江氏にとって保有株の大半を手放す会社売却で、取得後も吉江氏に約11.46%が残ります。Cygamesが持つ15.00%は取得の対象に含まれていません。

項目内容
譲渡元(売り手)吉江直人氏(flaggs代表取締役・持株比率81.46%)
取得対象株式会社flaggs(34,168株を取得、異動後の議決権所有割合70.0%)
事業内容ゲームの企画・開発・運営(資本金1億円、設立2015年3月、本店 東京都品川区)
業績推移(2023年9月期→2024年9月期→2025年9月期)純資産 △1億8,376万5,000円→△3億1,015万円→△3億9,673万9,000円/売上高 6億5,845万5,000円→5億8,121万8,000円→2億9,065万6,000円/営業利益 △3億1,530万9,000円→△1億2,726万3,000円→△1億704万4,000円
スキーム株式譲渡による子会社化。取得資金は全額自己資金
取得価額相手先との守秘義務契約により非開示。DCF法・純資産法等の株式価値評価を踏まえ吉江氏との協議により決定し、2026年3月末日時点の連結純資産および個別純資産の15%に満たない金額で軽微としている(編集部試算: 2026年3月末の連結純資産63億800万円の15%は9億4,620万円)
契約締結日2026年9月30日(取締役会決議日も同日)
株式譲渡実行日2026年10月1日(予定)

背景

株式取得の目的についてコンフィデンス・インターワークスは、人材サービスで培ったゲーム・エンタメ業界の知見を開発・運営現場でも生かすため、独自の技術基盤を持つflaggsを最適なパートナーと判断したと説明しています。

またflaggsが確立した生成AIで開発コストを抑える制作手法や、、flaggsの開発現場が自社グループのクリエイターにとって自社コンテンツの企画・開発を経験できる新たなキャリアの選択肢となり人材の定着率向上および採用力の強化にも期待できる点も評価しています。

コンフィデンス・インターワークスは2026年6月の「事業計画及び成長可能性に関する事項」で、M&Aの対象会社のイメージに「受託事業を営む会社×既存事業の成長を加速させるコア技術を保有する会社(ゲーム開発、Web制作、マーケティング)」を挙げており、M&A実施後のガバナンスとして原則、当社人員による役員の派遣を実施する方針を掲げています。本件でも取得後に取締役2名を派遣する予定とのことです。

今後の予定

株式譲渡の実行日は2026年10月1日(予定)で、10月5日時点で完了の開示は出ていません。コンフィデンス・インターワークスは自社の人材ネットワークを提供してflaggsの開発体制を強化するとしています。2027年3月期の連結業績への影響は軽微と見込んでいます。

解説

flaggsは3期連続の営業赤字で売上高も2年で半分以下となり、2025年9月期末は債務超過でした。それでもコンフィデンス・インターワークスは「大手ゲームプラットフォーム事業者との取引実績」や「ゲームアプリ関連の特許技術」を理由に挙げて70.0%の取得を決めました。取得価額は非開示ですがDCF法・純資産法等の株式価値評価をもとに吉江氏と協議して決めたとしています。

債務超過は買い手にとって重い材料ですが、取引実績や技術が買い手のM&A方針と重なれば帳簿上の純資産とは別の評価を受ける余地があり、売却を諦める理由とは限りません。

債務超過や赤字を理由に諦める前に、自社のどの資産が買い手に評価されうるかをまず専門家に相談してみるのも一手です。M&A Timesの無料相談では状況に応じて仲介会社や専門家をご紹介しています。

※本記事は2026年10月5日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は株式会社コンフィデンス・インターワークスの適時開示をご確認ください。

出典

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