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オリコン、MBOで上場廃止へ TOB価格は1,370円に引き上げ

オリコン(東証スタンダード・4800)は2026年5月28日、MBO(経営陣による買収)の実施と、株式の非公開化を目指す公開買付け(TOB)への賛同を発表しました。買付者は丸の内キャピタル系ファンドが出資するメディア株式会社です。買付価格は当初1株1,332円でしたが、2026年6月30日の買付条件の変更により1,370円に引き上げられました。

【追記(2026年7月15日)】本公開買付けは2026年7月14日に買付期間が終了し、応募4,103,380株(下限1,074,300株)で成立しました。決済は7月22日に開始され、今後はスクイーズアウト手続きを経て上場廃止となる見込みです。詳細は続報「オリコンMBOが成立、上場廃止へ 買付価格は1株1,370円」をご覧ください。

発表の概要

公開買付けを行うのはメディア株式会社。その全株式を親会社のテクノロジー株式会社が保有し、同社の全株式はプライベートエクイティファンドである丸の内キャピタル(三菱商事の完全子会社)が運営する投資事業有限責任組合が保有する枠組みです。当初の買付価格1株1,332円は、公表前営業日(5月27日)の終値1,044円に対して27.59%のプレミアムにあたる水準でしたが、2026年6月30日に買付条件が変更され、買付価格は1,370円に引き上げられました。

  • 買付予定数: 567万8,975株(当初821万1,375株から変更)
  • 下限: 107万4,300株(当初390万3,300株から変更。これに満たない場合は不成立)
  • 買付期間: 2026年5月29日〜7月14日(33営業日。当初は7月9日までの予定を延長)
  • 決済の開始日: 2026年7月22日(当初予定の7月16日から変更)

背景

本件は代表取締役会長の小池恒氏が取引後も継続して経営にあたるMBOです。小池氏とその親族の資産管理会社である有限会社リトルポンドは、保有株式について公開買付けに応募しない契約(不応募契約)を締結しており、取引後に買付者の親会社へ再出資する予定です。非公開化により、市場の短期的な評価から離れた経営判断を行いやすくする狙いがあるとみられる枠組みで、TOBを入口とした非公開化の典型的なスキームです。

今後の予定

公開買付けが成立した場合、オリコン株式は所定の手続きを経て東京証券取引所スタンダード市場で上場廃止となる見込みです。ここまでの時系列は以下のとおりです。

  • 2026年5月28日: MBOの実施とTOBへの賛同を発表
  • 2026年5月29日: 公開買付け開始(当初条件: 価格1,332円・期間7月9日まで)
  • 2026年6月30日: 買付条件の変更を発表(価格1,370円へ引き上げ・期間7月14日まで延長)
  • 2026年7月22日: 決済開始(予定。当初は7月16日を予定)

※本記事は2026年7月7日時点の開示情報に基づいています(2026年8月6日追記)。本公開買付けは2026年7月15日に成立が公表されています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典: オリコン「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」(適時開示)(2026-05-28)/メディア株式会社「オリコン株式会社(証券コード:4800)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」(適時開示)(2026-05-28)/「オリコン株式会社(証券コード:4800)に対する公開買付けの買付条件等の変更に関するお知らせ」(適時開示)(2026-06-30)