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ERIホールディングス、カーボンフリーコンサルティングを子会社化

ERIホールディングス、カーボンフリーコンサルティングを子会社化|M&A Times

ERIホールディングス株式会社(東証スタンダード:6083、以下ERIHD)は2026年7月21日、環境経営コンサルティングを手がけるカーボンフリーコンサルティング株式会社(以下CFC社)の株式を取得し、子会社化することを取締役会で決議しました。

発表の概要

ERIHDは同日開催の取締役会で、CFC社との間で株式譲渡契約を締結することを決議したと発表しました。実行日は2026年7月31日を予定しており、取得価額や取得割合は開示されていません。今期の連結業績への影響は軽微としています。

背景

ERIHDグループは、建築物の確認検査や住宅性能評価などを手がける第三者検査機関グループで、土木インフラ関連から環境関連の分野へ事業領域を広げてきました。

CFC社は神奈川県横浜市を拠点に2007年9月14日に設立され、資本金は6,900万円です。環境経営コンサルティングやカーボンオフセット事業、国内外の植林事業を手がけてきました。代表取締役は中西武志氏です。

背景には、建築物の資材製造から解体までの脱炭素の取組を評価する、政府の「ライフサイクルカーボン評価制度」があります。2028年に延べ床面積5,000平方メートル以上の事務所等から適用が始まる見通しで、ERIHDは第三者認証機関への登録準備を進めています。

今後CFC社はグループ会社と連携し、同制度の評価届出やSSBJ開示基準、GX-ETS、TNFDなどの専門コンサルティングを展開する方針です。ERIHDは2026年に入り、4月に太栄コンサルタンツ、5月に東日本住宅評価センターの株式取得も発表しています。中期経営計画でも、M&Aを活用した事業領域の拡大を主要施策に掲げています。

今後の予定

契約締結日は2026年7月21日、株式譲渡実行日は同年7月31日(いずれも予定)です。ERIHDは、業績予想の修正が必要な場合は速やかに開示するとしています。

解説

CFC社のように特定分野で専門性を確立してきた企業は、大手グループにとって新たな事業領域へ迅速に参入する手段として評価されやすいと考えられます。資本金6,900万円規模の同社が上場グループの一員となったように、中堅・中小の専門会社にも強みが評価される可能性がある点は参考になるはずです。

譲渡を検討する際は、自社の強みをどう磨き上げるかが重要になります。詳しくは会社売却の準備・磨き上げをご覧ください。

※本記事は2026年7月21日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典

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