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ナック、千葉のダスキン加盟店・洋光を株式交換で完全子会社化

ナック、千葉のダスキン加盟店・洋光を株式交換で完全子会社化|M&A Times

株式会社ナック(9788・東証プライム、宅配水「クリクラ」やダスキン加盟店事業のほか建築コンサルティング・住宅事業なども手掛ける)は2026年8月28日、千葉県市原市のダスキン加盟店・株式会社洋光を株式交換により完全子会社化すると発表しました。効力発生日は同年10月1日の予定です。

発表の概要

洋光は1994年12月設立、千葉県でダスキンのフランチャイズ加盟店事業を営むオーナー企業です。株主は代表取締役の小泉高広氏33.5%と小泉博氏25.3%を含む個人株主のみで構成されており、2025年7月期の業績は売上高251百万円で営業損益は4百万円の赤字でした。純資産10%未満・売上3%未満の簡易開示基準に該当するため、開示事項の一部が省略されています。

項目内容
対象会社(株式交換完全子会社)株式会社洋光(千葉県市原市・ダスキン加盟店)
株式交換完全親会社株式会社ナック(東証プライム・証券コード9788)
スキーム株式交換(ナック側は会社法796条2項に基づく簡易株式交換)
割当比率洋光株式1株につきナック株式879株
交付する株式数351,600株(予定・ナックが保有する自己株式を充当、新株発行なし)
算定機関株式会社クリフィックスFAS(両社から独立した第三者算定機関)
契約締結日2026年8月28日
洋光臨時株主総会(予定)2026年8月28日
効力発生日(予定)2026年10月1日

背景

目的についてナックは、祖業のダスキン事業を中核と位置付け50年以上培った加盟店の営業基盤を強みとしており、洋光のグループ化で千葉県の事業基盤強化と営業エリア拡大を図るとしています。なおナック自体もダスキンを筆頭株主(持株比率27.90%)とする資本関係にあります。2025年5月公表の「中期経営計画2028」でもレンタル事業の施策として「ダスキン加盟店のM&A」を掲げており、本件はその方針に沿う案件と見なすことができます。連結業績への影響は軽微とのことです。

解説

本件は個人株主が保有するオーナー企業のフランチャイズ加盟店が、加盟先グループの上場企業へ株式交換で承継された事例です。洋光の株主は洋光株式1株につきナック株式879株の割当を受け、現金でなく上場企業の株式を対価として保有することになります。承継先は同業の個人・企業に限らず加盟先の上場企業グループという選択肢があり、対価の形も現金以外がありうることを示す事例となります。

本件で洋光の株式価値は2027年3月期から2031年3月期の事業計画を基礎にDCF法で算定されており、このように数年先の事業の見通しを説明できる状態にしておくことが条件交渉の土台になります。会社の売却の進め方は会社売却の進め方ガイドで解説しています。

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出典

※本記事は2026年8月28日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。