内外テック株式会社(証券コード3374、東証スタンダード上場)は、2026年7月15日開催の取締役会で、ラピスセミコンダクタ株式会社(ローム株式会社のグループ会社)が全株式を保有する株式会社OMT(宮城県黒川郡大衡村)を株式譲渡により取得し、完全子会社化することを決議しました。
発表の概要
OMTは、代表取締役社長・茶畑剛氏、資本金1,000万円、2003年9月12日設立で、半導体製造設備のメンテナンス・オーバーホールを主な事業とする企業です。内外テックは同日、OMTの全株式200株を取得する契約を締結し、実行日は2026年8月1日を予定しています。取得価額は非開示で、内外テックの純資産の15%未満のため開示基準に該当しないとしています。取得資金は自己資金を充当する予定です。
OMTの2026年3月期業績は、売上高414百万円、営業利益17百万円、経常利益21百万円、当期純利益17百万円で、総資産119百万円に対し純資産は63百万円です。
背景
開示によると、本件の目的は、半導体市場の拡大を見据え、中期経営方針に掲げるメンテナンスサポート(FS事業)強化を加速させる点にあり、OMTの高い保守・保全技術との事業シナジーが期待されるとしています。大手グループが100%保有する子会社を事業会社が譲り受ける形であり、カーブアウト型のM&Aの一例といえます。
今後の予定
株式譲渡の実行日は2026年8月1日、譲渡代金の振込は同年7月31日を予定しています。内外テックは、本件が2027年3月期の連結業績に与える影響は軽微と見込むとしています。
※本記事は2026年7月15日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください
出典:内外テック「株式会社OMTの株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」(日経・適時開示)

