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ヤマイチエステート、京都・宇治の戸建2社を一体取得 オーナーから全株式を約1.8億円で譲受

ヤマイチエステート、京都・宇治の戸建2社を一体取得 オーナーから全株式を約1.8億円で譲受|M&A Times

ヤマイチエステート株式会社(東証スタンダード・2984、和歌山市、代表取締役社長 山田茂)は2026年7月27日、京都府宇治市の株式会社ホームズと株式会社安住コーポレーションの全株式を取得し、連結子会社化することを取締役会で決議したと発表しました。同日、譲渡人との間で株式譲渡契約を締結しています。

発表の概要

ヤマイチエステートは、京都府宇治市を拠点に戸建分譲事業を展開するホームズ及び安住コーポレーションについて、両社の全株式を同一の譲渡人である前原敏行氏(京都府城陽市在住の個人)から一体として取得します。両社は事業上密接な関係を有し、京都南部エリアを中心に戸建分譲事業を展開しています。

項目ホームズ安住コーポレーション
所在地京都府宇治市大久保町上ノ山36番地1京都府宇治市大久保町上ノ山51番地40
事業内容不動産宅地開発・造成事業(戸建用地のディベロッパー事業)戸建住宅建築事業
設立1998年2月13日2006年4月18日
資本金9,000万円1,000万円
代表者前原敏行松浦一也
譲渡人前原敏行氏(個人)前原敏行氏(個人)
取得株式数1,800株(100%)200株(100%)
株式対価1億4,199万8千円4,200万1千円
アドバイザリー費用等(概算)2,855万5千円844万5千円
取得価額合計(概算)1億7,055万3千円5,044万6千円
直近決算期2025年9月期2025年12月期
売上高20億3,229万8千円10億4,901万5千円
営業利益6,443万5千円465万円
純資産4億5,499万1千円1億3,672万円
総資産28億4,768万8千円4億4,048万3千円
契約締結日2026年7月27日2026年7月27日
株式譲渡実行予定日2026年10月1日2026年10月1日

なお、両社の経営成績は各社の決算書に基づくもので、監査を受けたものではありません。

背景

ヤマイチエステートは、両社が長年培った事業基盤・ノウハウ・人材・取引先ネットワークを承継することで、関西エリアにおける開発用地の取得力及び住宅供給力の強化を図るとしています。事業シナジーの創出と事業基盤の強化により、中長期的な企業価値向上に資すると判断したとしています。

ヤマイチエステートは「土地の価値を最大化する」ことをミッションに掲げる不動産会社です。戸建住宅事業では現在の和歌山・大阪・兵庫に加え、奈良・京都・滋賀へ営業エリアを拡大する方針をIR資料で示しており、今回の宇治での取得はこの方針に沿う動きです。

今後の予定

株式譲渡の実行日は2026年10月1日を予定しています。両社は2027年3月期第3四半期連結会計期間より、ヤマイチエステートの連結子会社となる見込みです。2027年3月期の連結業績への影響については、現在精査中としています。

解説

今回の事例は、オーナー個人が100%保有する関連2社を一体で売却した実例として参考になります。事業承継や売却の際、会社を切り分けず一体として譲渡する選択肢があることが分かります。また、買い手側のアドバイザリー費用等の概算額が2社合計で約3,700万円と開示された点も珍しく、M&A取引には仲介・FA等の専門家費用が相応にかかることを示す事例です。仲介手数料の相場はM&A仲介手数料の相場、売却の進め方は会社売却の進め方ガイドをご覧ください。なお、譲渡人の売却動機は開示されておらず、一般に事業承継や選択と集中を目的とするケースもありますが、本件の動機は非公表です。

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※本記事は2026年7月27日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典