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日本電気硝子、北米ガラス繊維生産から撤退 工場譲渡と生産停止

日本電気硝子、北米ガラス繊維生産から撤退 工場譲渡と生産停止

日本電気硝子(証券コード5214)は2026年7月6日、米国の連結子会社(孫会社)Electric Glass Fiber America, LLC(以下、EGFA)が保有するレキシントン工場の譲渡と、シェルビー工場の生産活動停止を取締役会で決議したと発表しました。これにより、同社は北米におけるガラス繊維の生産から撤退します。

発表の概要

EGFAは米ノースカロライナ州シェルビーに本社を置き、シェルビー・レキシントンの両拠点で樹脂強化用ガラス繊維の製造・販売を行う、日本電気硝子の孫会社です(親会社Nippon Electric Glass America, Inc.を通じ議決権100%を保有)。レキシントン工場はSaint-Gobain Adfors America, Inc.(米ニューヨーク州バッファロー、建築・産業用ガラス繊維の製造・販売)へ譲渡され、シェルビー工場は生産活動を停止します。譲渡価額・帳簿価額は譲渡先の意向により非開示。譲渡先と日本電気硝子の間に特筆すべき資本関係・人的関係はなく、関連当事者には該当しません。

背景

複合材事業を取り巻く事業環境は需要構造の変化や競争激化により厳しい状況が続いているとしています。同社は事業構造改革を進めており、2019年にEGFAのチェスター工場を閉鎖、2023年にオランダ子会社の事業を終了、2025年に英国子会社の生産活動停止を決定するなど再構築に取り組んできました。EGFAでも見直しを進めてきましたが収益改善には更なる時間を要すると見込まれ、今回の決定に至ったとしています。経営資源を成長分野へ集中し、中長期的な成長と収益性向上を実現するとしています。同様の製造業における事業再編の動向もご参照ください。

今後の予定

レキシントン工場の譲渡は2026年7月末にクロージングを予定し、シェルビー工場は2026年8月末に生産を停止する予定です。業績への影響は、レキシントン工場譲渡分は軽微とする一方、シェルビー工場の生産活動停止分は現在精査中で、開示すべき事項が判明次第速やかに開示するとしています。

次に読む

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※本記事は2026年7月8日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典