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コメ兵HD、「カシャリ」のガレージバンクを16億円で子会社化

コメ兵HD、「カシャリ」のガレージバンクを16億円で子会社化|M&A Times

株式会社コメ兵ホールディングス(愛知県名古屋市、1947年創業のリユース大手、証券コード2780・東証スタンダード/名証メイン)は2026年7月16日、モノ資産管理アプリ「cashari(カシャリ)」を運営するガレージバンク株式会社(東京都港区、2020年1月22日設立)の発行済株式100%を取得し完全子会社化することを取締役会で決議、同日付で契約を締結したと発表しました。

発表の概要

取得対象は個人株主が保有する46万7864株(議決権割合100%)で、株式の取得価額は16億円、アドバイザリー費用等(概算8000万円)を含む取得価額の合計(概算)は16億8000万円です。株式譲渡実行日は2026年7月29日(仮)で、この日にガレージバンクはコメ兵HDの連結子会社となる予定です。

背景

コメ兵HDは2024年5月公表の中期経営計画から継続して掲げる将来売上高5000億円達成というベンチマークに沿った投資と位置づけており、40万人超の顧客データに基づく画像査定・与信技術とリースバックシステムを強みとするガレージバンクを取り込むことで、仕入れ・流通サイクルの活性化とGMV拡大、新たなリユースビジネスの創出を狙うとしています。ガレージバンクの2025年12月期は売上高10億5306万円(2023年12月期は1億4415万円)と急拡大する一方、営業損失2億685万円と赤字基調が続く状況です。

今後の予定

2027年3月期の連結業績予想への影響は現在精査中で、公表すべき事項が生じ次第速やかに開示するとしています。

解説

赤字が続くガレージバンクに16億円超の値が付いた背景には、査定・与信技術と急拡大する顧客基盤という無形資産への評価があります。赤字でも売却できるのかについては赤字会社・債務超過でも売却できるかで詳しく解説していますが、自社の強みを買い手の戦略に接続して語れるよう、売却準備の段階から整理しておくことが重要です。

※本記事は2026年7月16日時点の開示情報に基づいています。株式譲渡実行日(2026年7月29日、仮)を含む今後の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典

  • 株式会社コメ兵ホールディングス「株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年7月16日) komehyohds.com
  • ガレージバンク株式会社「コメ兵ホールディングスグループへ参画のお知らせ」(2026年7月16日) garagebank.co.jp