テラ株式会社は2026年7月17日、サツドラホールディングス株式会社(証券コード3544、北海道地盤のドラッグストア「サツドラ」を展開)の非公開化を目的としたTOB(株式公開買付け)について、買付価格を1株1,220円から1,260円に引き上げると発表しました。
【追記(2026年8月4日)】本TOBは2026年8月3日に買付期間が終了し、応募7,290,251株(下限4,165,800株)で成立しました。決済開始日は8月10日です。詳細は続報「サツドラHD、丸の内キャピタル系ファンドと組むMBOが成立 TOB価格1,260円・創業家は36%保有で継続」をご覧ください。
発表の概要
公開買付者のテラ(代表取締役 富井正浩氏)は2026年6月22日から本TOBを実施しており、7月17日付で価格を1,220円から1,260円へ変更することを決定しました。
あわせて7月10日付で、廣岡聖司氏(914,300株・6.63%)、米原まき氏(831,800株・6.04%)、株式会社三原色(1,191,000株・8.64%)、株式会社青空商事(496,200株・3.60%)の4者から、価格変更を前提に保有株式全て(合計3,433,300株・24.91%)を応募する誓約書を受領しています。
背景
これを受け、公開買付者は6月22日付の公開買付届出書に訂正すべき事項が生じたとして、訂正届出書を7月17日付で関東財務局長に提出しました。非公開化目的のTOBでは多数株式取得後にスクイーズアウトへ進むケースが一般的ですが、本件のスキーム詳細は開示にありません。
今後の予定
訂正届出書の詳細はEDINETで縦覧に供されます。
解説
本件は、TOB価格が交渉や応募状況次第で引き上げられる実例です。会社売却を検討する経営者も、提示価格を最終形と決めつけず条件が動きうる点を知っておく意味があります。価格の決まり方は会社売却の相場で解説しています。
※本記事は2026年7月17日時点の開示情報に基づいています(2026年8月6日追記)。本TOBは2026年8月3日に成立しています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

