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トーエル、リフォームのA-worksを完全子会社化 全株取得

トーエル、リフォームのA-worksを完全子会社化 全株取得|M&A Times

株式会社トーエル(3361・東証スタンダード)は2026年10月14日、リフォーム工事や原状回復工事を手がける株式会社A-works(埼玉県さいたま市見沼区)の全株式を代表取締役の田沼明敏氏から取得し完全子会社化すると発表しました。同日の取締役会で決議し株式譲渡契約も締結しています。

発表の概要

A-worksは住宅のリフォーム工事や原状回復工事、入居中の修繕工事などを手がけるは2015年4月設立のリフォーム会社で、株式は代表取締役の田沼氏が100%保有しています。

2025年8月期の売上高は約4億4,966万円で営業利益は約1,841万7,000円でした。開示された2023年8月期から2025年8月期の推移では売上高・営業利益・当期純利益がいずれも毎期増えています。

案件の条件一覧を見る譲渡元(売り手)・取得対象・事業内容・スキーム ほか(8項目)
項目内容
譲渡元(売り手)田沼明敏氏(A-works代表取締役・全株式を保有する個人株主)
取得対象株式会社A-works(埼玉県さいたま市見沼区、代表取締役・田沼明敏、設立2015年4月、資本金100万円)
事業内容住宅のリフォーム工事・原状回復工事・入居中の修繕工事 他
スキーム株式譲渡による完全子会社化
取得株式数・議決権割合100株(議決権100個・100%)
取得価額相手先との協議により非開示
契約締結日2026年10月14日
株式譲渡実行日2026年11月2日(予定)

背景

トーエルは本株式取得の理由について「リフォーム事業および原状回復事業における新たな事業基盤を確立することで、お客様へのより一層のサービス拡充を図るべく本株式取得を行う」と説明しています。

横浜市に本社を置くトーエルはLPガス事業とウォーターサーバー用の水を宅配するウォーター事業を主力とする企業で、2026年4月期の売上高は約270億3,900万円・営業利益は約19億8,200万円でした。トーエルが2026年6月に公表した3ヵ年中期経営計画はこの主力2事業で「ライフラインパッケージ販売強化による顧客取引拡大」を取組みに挙げており、既存の顧客に届けるサービスを広げる本件もその線上にあります。

売り手は個人株主の田沼氏で、売却の背景については開示に記載はありません。トーエルは開示の中でA-worksとの資本関係・人的関係・取引関係をいずれも「該当事項はありません」と説明しており、今回の契約により。取引のなかった上場企業へ全株式が渡ることになります。

今後の予定

株式譲渡の実行日は2026年11月2日を予定しています。トーエルは本株式取得による連結業績への影響は軽微と見込んでおり、今後公表すべき事項が生じた場合は速やかに開示するとしています。

解説

A-worksの営業利益は2023年8月期の370万4,000円から2025年8月期は1,841万7,000円へと約5倍に成長しており、トーエルはこの会社の取得を「リフォーム事業および原状回復事業における新たな事業基盤を確立する」ためと説明しています。

買い手のトーエルはLPガスとウォーターサーバー用の水の宅配を主力とし、A-worksとの取引関係もありませんでした。それでもトーエルが挙げた狙いは自社の顧客に提供できるサービスの幅であり、売り手の事業を評価するのは同じ業界の会社に限らないことがわかります。

同業に心当たりがないことを理由に売却を諦める前に、まず専門家に相談してみるのも一手です。思いもよらぬ業種からオファーが来ることも珍しくありません。M&A Timesの無料相談では状況に応じて仲介会社や専門家をご紹介しています。

※本記事は2026年10月15日時点の開示情報に基づいています。最新の状況はトーエルの適時開示をご確認ください。

出典

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