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サイバーステップHD、3rd買収を合意解約 12.5億円返還

サイバーステップHD、3rd買収を合意解約 12.5億円返還|M&A Times

オンラインクレーンゲーム「トレバ」などを展開するオンラインゲーム・エンタメ企業のサイバーステップホールディングス株式会社(東証スタンダード、証券コード3810)は2026年7月14日、株式会社3rd(東京都港区)の株式取得に係る株式譲渡契約を、同日開催の取締役会で合意解約することを決議しました。同日付で合意書を締結し、3rdは連結子会社から外れます。

発表の概要

サイバーステップは2025年10月20日、対象会社である3rdの全株式(9,900株、議決権割合100%)を取得価額12億5,000万円で取得する株式譲渡契約を締結し、2026年1月14日に株式取得(完全子会社化)を完了していました。今回、2026年7月14日開催の取締役会において、売主である五十嵐篤志氏(3rdの旧代表者、サイバーステップの関連当事者には非該当)との間で当該株式譲渡契約を合意解約することを決議し、同日付で合意書を締結しています。

これに伴い、サイバーステップは保有する3rd株式の全部を売主に返還する一方、売主から支払済みの取得価額12億5,000万円の全額の返還を受けます。サイバーステップからの追加の資金支出はありません。同社が所有する3rdの議決権割合は100%から0%となり、3rdは連結の範囲から除外されます。

背景

合意解約の理由についてサイバーステップは、3rdの株式取得後に対象会社の事業を取り巻く環境を継続的に検証した結果、AI技術の急速な普及等により、取得時の当初の事業計画において見込んでいたAI関連事業について、その前提を大きく見直す必要があるとの認識に至ったと説明しています。

3rdはコンタクトセンター及びコンタクトセンターシステムに関する業務を手がける企業です。株式取得時には、通信業界大手との営業委託契約やBPO案件の受託見込みなどを踏まえて取得価額が算定されていました。クロージング後の合意解約は稀ですが、当事者双方が合意すれば株式返還と代金返還による原状回復が行われるケースがあることを示す事例といえます。

今後の予定

合意解約に至った経緯等の詳細については、サイバーステップが後日開示するとしています。また、本合意解約が同社の連結業績に与える影響については現在精査中であり、開示すべき事項が生じた場合には速やかに知らせるとしています。

次に読む

※本記事は2026年7月14日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典:株式会社3rdの株式取得に係る株式譲渡契約の合意解約及び子会社の異動に関するお知らせ(日経会社情報DIGITAL)(開示事項の経過)子会社等の異動を伴う株式の取得に関する株式譲渡契約締結のお知らせ(2025年10月20日・日経会社情報DIGITAL)