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平和、市原京急カントリークラブを取得へ 京急電鉄から全株式

平和、市原京急カントリークラブを取得へ 京急電鉄から全株式|M&A Times

株式会社平和(東証プライム上場、遊技機メーカーでゴルフ事業も展開する総合レジャー企業)の連結子会社パシフィックゴルフマネージメント株式会社(PGM、東京都台東区、代表取締役社長・田中耕太郎、ゴルフ場運営大手)は2026年7月15日、京浜急行電鉄株式会社(京急、東京・神奈川を地盤とする大手私鉄)が100%保有する株式会社市原京急カントリークラブ(千葉県市原市)の全株式を取得すると発表しました。同日開催の取締役会で決議し株式譲渡契約を締結し、対象会社を平和の孫会社とします。

発表の概要

対象会社の株式会社市原京急カントリークラブは1972年12月23日設立、資本金100百万円で、千葉県市原市で18ホールのゴルフ場「市原京急カントリークラブ」を所有・運営しています。PGMは京急が保有する発行済株式421,500株の全株式を株式譲渡により取得し、同社を平和グループの孫会社とします。取得価額は当事者間の守秘義務により非公表ですが、平和の連結純資産の2%未満としています。

対象会社の2026年3月期業績は、売上高704百万円、営業利益79百万円、経常利益75百万円、当期純利益47百万円です。総資産は2,039百万円である一方、純資産は△1,361百万円と債務超過の状態にあります。

背景

平和はゴルフ事業の拡大に向けて積極的にゴルフ場買収を進めており、今回の株式取得もその一環です。開示によれば、保有ゴルフ場数の拡大と収益向上を図り、長期的に安定した収益基盤を構築することを目的としています。PGMは2026年6月1日現在、全国で150ゴルフ場(18ホール換算181.5コース)を運営するゴルフ場運営大手であり、こうしたロールアップ型の買収を重ねてきました。なお、京急側の売却理由は開示されていません(一般に鉄道会社では非中核事業の見直しが進むとされますが、本件での該当は非公表です)。

今後の予定

株式取得日は2026年10月1日を予定しています。平和は、本件が連結業績に与える影響は軽微と見込むとしています。

中小経営者への示唆

今回のように業界大手が連続してM&Aを行う連続買収企業によるロールアップが進む業界では、自社が将来的に売却対象となる可能性も考えられます。対象会社は純資産が△1,361百万円の債務超過でありながら、営業利益79百万円・経常利益75百万円と本業は黒字を確保しています。財務内容よりも事業の収益性が重視される例もあると考えられます。赤字会社の売却や自社の売却タイミングに関心のある経営者は、会社売却の基礎知識も参考になります。

※本記事は2026年7月15日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典平和「当社連結子会社による株式会社市原京急カントリークラブの株式取得(孫会社化)に関するお知らせ」(日経・適時開示)パシフィックゴルフマネージメント株式会社「会社情報」

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