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日本製麻、ラーメン「銀座 八五」運営のFOJ完全子会社化

日本製麻、ラーメン「銀座 八五」運営のFOJ完全子会社化|M&A Times

日本製麻株式会社(3306・東証スタンダード、本社神戸市)は2026年8月6日、ラーメン「銀座 八五」を運営する株式会社Food Operation Japan(東京都千代田区、以下FOJ社)の株式305株を株式会社VFから取得し完全子会社化すると発表しました。今回の取得で議決権所有割合は既存保有分と合わせ100%となります。

発表の概要

日本製麻は国産パスタ「ボルカノ」ブランドをはじめとする食品事業を展開する東証スタンダード上場企業です。FOJ社は2021年10月18日設立で「銀座 八五」をはじめとするラーメン店や飲食店の運営と店舗運営コンサルティングなどを手がけています。今回は残る株式を飲食店経営を手がける株式会社VF(東京都港区)から取得し子会社化します。

項目内容
譲渡元(売り手)株式会社VF(東京都港区)
取得対象株式会社Food Operation Japanの株式305株(議決権所有割合50.8%)
事業内容飲食店の経営、店舗運営に関するノウハウの提供その他飲食関連事業
スキーム株式譲渡による子会社化
取得価額非開示(FOJ社の海外事業展開及び他のM&A取引における交渉上の悪影響を回避する観点)
契約締結日2026年8月6日
株式譲渡実行日2026年8月31日(予定)

背景

日本製麻はパスタ・レトルト食品の製造機能とFOJ社の飲食店運営ノウハウ及びブランド力を相互に活用し、「銀座 八五」ブランドを中心とするラーメン事業の国内拡大・海外進出を推進する考えです。新たなブランド・商品開発や販売チャネルの拡充も見込むとしています。

日本製麻は2026年3月期有価証券報告書の経営方針で、成長が期待される分野にてM&Aを実施し、売上の拡大や付加価値の向上を図る方針を掲げており、本件はその一環に位置づけられます。

今後の予定

実行日を含む四半期の末日をみなし取得日として2027年3月期第2四半期の貸借対照表からFOJ社を連結し、損益計算書は第3四半期から連結する予定です。業績への影響は現在精査中で、公表すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとしています。

解説

FOJ社は2026年3月期の営業利益が8500万円の赤字でした。それでも日本製麻はブランド力や運営ノウハウといった無形資産に価値を見出し完全子会社化に踏み切っています。利益以外の無形資産を評価する買い手がいる今回のような事例は、赤字会社の売却を検討する経営者の参考になるでしょう。

※本記事は2026年8月6日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典

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