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クリーク・アンド・リバー社、AI駆動開発のリンクテックを完全子会社化 8月3日に全株取得しDX支援を強化

クリーク・アンド・リバー社、AI駆動開発のリンクテックを完全子会社化 8月3日に全株取得しDX支援を強化|M&A Times

株式会社クリーク・アンド・リバー社(東証プライム、コード4763)は2026年7月30日、AI駆動開発を手がける株式会社リンクテック(東京都台東区)の株式を取得し、完全子会社化することを決議しました。株式譲渡の実行日は8月3日を予定しています。

発表の概要

リンクテックは2017年3月設立、資本金15百万円、代表取締役CEOは李炯培氏で、AIを組み込んだ「AI駆動開発」によるシステム受託開発・SES事業を手がけるアクロホールディングスのグループ会社です。クリーク・アンド・リバー社は、自社の顧客基盤とAI開発技術・エンジニアリソースを組み合わせ、DX推進やシステム刷新への対応力を高める狙いです。

項目内容
譲渡元(売り手)株式会社アクロフロンティア(53.33%)、株式会社アクロホールディングス(26.67%)、個人株主2名(20.00%)
取得対象株式会社リンクテック(東京都台東区、代表取締役CEO 李炯培)
事業内容情報システムの企画・設計・開発、情報システム導入コンサルティング、情報技術者の教育・指導、IT人材サービスの提供
スキーム株式譲渡(普通株式1,500株取得、議決権所有割合100%)
取得価額非開示(秘密保持契約に基づく。開示基準には非該当)
契約締結日2026年7月30日(予定)
株式譲渡実行日2026年8月3日(予定)

背景

リンクテックの直近3期は売上高859百万円→791百万円→676百万円、営業利益66百万円→41百万円→8百万円と推移し、純資産は202百万円です。クリーク・アンド・リバー社は7月9日開示の決算説明資料で、AI/DX・IT分野の今期1Q営業利益が前年の19百万円の損失から48百万円へ黒字転換したと公表し、M&Aを成長ドライバーに売上高655億円から1,000億円への拡大方針を示しています。

今後の予定

契約締結は7月30日で、株式譲受の実行日は8月3日の予定です。今期の連結業績への影響は軽微とし、中長期的には業績向上に資するとの見方を示しました。

解説

本件は株式譲渡により議決権100%を取得する、シンプルな完全子会社化です。取得価額の非開示は中小企業のM&Aでも珍しくありません。減収局面にある会社でも、独自の技術力や人材が買い手の戦略と噛み合えば、大手グループ傘下という選択肢が開けることを示す事例と言えます。後継者不在や単独成長に限界を感じるSES・受託開発会社の経営者は、会社売却の進め方を早めに把握しておくと有効です。

次に読む

※本記事は2026年7月31日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典