株式会社システムソフト(証券コード7527、東証スタンダード上場、東京・福岡に本社を置くシステム開発会社)は2026年7月29日、東京都台東区のSES・システム開発会社である日本クラウド株式会社(1971年創業、従業員25名)の株式67.4%を取得し子会社化することを取締役会で決議しました。
発表の概要
日本クラウドは1971年創業のSES・システム開発会社で、フロントエンドからバックエンド、モバイルアプリ、AIまで幅広くシステム開発を手がけています。2026年4月期は売上高2億7,600万円・営業損失2,600万円で直近3期連続の営業赤字となっており、純資産は1億6,000万円です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 譲渡元(売り手) | 日本クラウドの代表取締役社長・原氏(保有67.4%) |
| 取得対象 | 日本クラウド株式会社(東京都台東区、従業員25名) |
| 事業内容 | ソフトウェアの開発、システム・エンジニアリング業務(SES) |
| スキーム | 株式67.4%(223,580株)の株式譲渡により取得し子会社化 |
| 取得価額 | 株式分400万円+アドバイザリー費用等(概算)2,700万円=合計概算3,100万円 |
| 契約締結日 | 2026年7月29日 |
| 株式譲渡実行日 | 2026年7月29日(予定) |
背景
システムソフトは首都圏開発拠点やシェアオフィス事業の分離売却など事業統廃合を進める一方、M&Aによる非連続成長を方針に掲げ、2025年秋にわさび・Green&Digital Partners(2026年5月にわさびへ合併)、マムクリエイトを子会社化し、2026年4月には第三者割当増資で投資余力を確保しました。今回の子会社化について同社は、SES事業やシステム開発事業を強化する戦略に合致し、グループの企業価値向上に資すると判断したとしています。
今後の予定
- 取締役会決議日:2026年7月29日
- 契約締結日:2026年7月29日
- 株式譲渡実行日:2026年7月29日(予定)
決議・契約締結・譲渡実行がいずれも同日に行われる予定です。
解説
日本クラウドは3期連続の営業赤字でしたが、オーナー社長保有の株式が上場企業グループへ譲渡され子会社化が成立しました。一般に、赤字企業でも事業内容や人材が買い手の戦略に合致すれば、売却が成立することがあります。売却・承継を検討する経営者には、業績だけでなく自社の強みの整理が示唆となります。詳しくは赤字会社でも売却できる?買い手がつくケースと評価されるポイントもご参照ください。
次に読む
※本記事は2026年7月31日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。
出典:システムソフト「子会社の異動を伴う株式の取得に関するお知らせ」 https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20260729501914/

