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ウィル・ドゥ、SIVAの完全子会社に TOKYO PRO Marketは上場廃止申請

エステサロンSaaSのウィル・ドゥ、SIVAへ全株譲渡で完全子会社化へ TOKYO PRO Marketは上場廃止申請|M&A Times

三重県伊勢市のエステサロン向けクラウドサービス企業、株式会社ウィル・ドゥ(証券コード5617、TOKYO PRO Market上場)は2026年7月29日、上場廃止申請を決議するとともに、SIVA株式会社(東京都港区)への全株式譲渡による完全子会社化を発表しました。

発表の概要

ウィル・ドゥは同日の取締役会と臨時株主総会で上場廃止申請を決議し、TOKYO PRO Market(東証が運営するプロ投資家向け市場)へ同日付で申請書を提出しました。上場廃止後、株主は保有する全株式を株式譲渡によりSIVAへ譲渡し、完全子会社となります。SIVAは2024年8月設立、資本金565,016,122円で、業界特化型ソフトウェア企業のグループ経営を手がけています。

背景

ウィル・ドゥは2001年8月設立以来エステ業界向けクラウドサービスを提供し、2023年12月にTOKYO PRO Marketへ上場、2026年2月期は増収増益を達成しました。開示によれば、資本力がありシナジーも見込める企業のグループ入りが事業拡大に必要と判断し合意に至ったとしています。SIVAは対等な立場でPMIを行う方針で、SIVAグループの株式会社Squad(デジタル広告・マーケティングSaaS提供)との連携でエステ業界向け広告支援を強化する予定です。

SIVAの公式サイトによれば、同社は2025年12月に投資会社JGIAとの共同によるグループ組成を発表し、初年度に総額100億円超のM&Aを実行、デジタル広告・中古車流通・旅行・小売・ヘルスケアなど複数の業界特化型ソフトウェア企業を傘下に収めています。本件は同グループがエステ・美容業界のソフトウェア企業を取り込む案件に当たります。

今後の予定

  • 上場廃止申請書の提出日:2026年7月29日
  • 株式譲渡契約締結日:2026年7月29日
  • 上場廃止予定日:2026年8月27日
  • 株式譲渡予定日:2026年9月11日(予定)

提出・受理後は整理銘柄を経て上場廃止となる予定です。担当J-Adviserの日本M&Aセンターは、上場廃止まで業務を継続するとしています。

解説

本件は、TOKYO PRO Market上場企業が資本力のあるグループ企業への株式譲渡でイグジットする事例です。単独拡大よりグループ入りでシナジーを得る動きはIT業界のM&Aでも見られます。売却・承継を検討する経営者には、譲渡先とのシナジーやPMI方針が判断材料になります。進め方は会社売却の進め方完全ガイドもご参照ください。

次に読む

※本記事は2026年7月29日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の開示をご確認ください。

出典:SIVA株式会社 公式サイト・ニュースリリース https://siva-s.com/news/

出典:ウィル・ドゥ「TOKYO PRO Marketにおける当社株式の上場廃止申請及びSIVA株式会社への全株式譲渡(完全子会社化)のお知らせ」 https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/20260728500698/