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インテリックスHD、城東の住宅会社の子会社化へ基本合意

インテリックスHD、城東の住宅会社を子会社化へ基本合意|M&A Times

中古マンションリノベーションを手がけるインテリックスホールディングス(コード463A、東証スタンダード)は2026年8月27日、ティー・ディー・ハウジング株式会社(東京都墨田区)の全株式取得に向けた基本合意書締結を取締役会で決議しました。同社は子会社化を通じ、事業エリアの拡大や人手不足への対応を図る考えです。

発表の概要

ティー・ディー・ハウジング(以下TD社)は東京都墨田区に本社を置く2012年設立の不動産会社です。創業以来「お客様と不動産を結ぶ懸け橋であり続ける」「画一的な建売は作らない」という理念のもと住宅を供給してきました。主な事業基盤は城東地区から千葉方面です。インテリックスHDは同社の全株式取得による子会社化を目指します。

項目内容
譲渡元(売り手)TD社株主(代表取締役 大和久尚孝氏ほか)
取得対象ティー・ディー・ハウジング株式会社の全株式422株
事業内容不動産の売買・仲介・賃貸・管理・コンサルタント業務、損害保険の代理業
スキーム基本合意締結後、全株式譲渡による取得・子会社
取得価額基本合意書締結後の詳細調査(DD)を経て決定
基本合意書締結日2026年8月31日
株式譲渡実行日(予定)2026年12月1日

背景

開示情報によれば、インテリックスHDは本件の狙いとして次の3点を挙げています。1つ目は事業エリアの拡大です。TD社が事業基盤とする城東地区から千葉方面は同グループの取扱物件が少なく、買収により顧客基盤や地域ネットワークの共有によるエリア拡大を見込むとしています。2つ目は不動産業界の人手不足への対応、3つ目は物件・顧客データの共有によるDX推進です。

なおインテリックスHDは2026年1月公表の中期経営計画「Renovation Forward 31」で2031年5月期に売上高800億円・経常利益35億円を目標に掲げており、「積極的なM&Aと事業承継の展開」を成長加速の柱として“ものづくり”人材の不足に備えた施工業者との連携強化を推進テーマの一つとしています。本件は本成長戦略の具体的な施策の一例と言えるでしょう。

今後の予定

  • 2026年8月31日:基本合意書締結
  • 2026年11月27日(予定):株式譲渡契約承認取締役会
  • 2026年12月1日(予定):株式譲渡契約締結・株式譲渡実行

解説

本件はオーナー経営の住宅会社が上場グループとの基本合意書締結に至った事例です。株式取得では基本合意後にデューデリジェンス(DD)を実施し、最終契約に進むのが一般的な流れです。TD社の取得価額も今後のDDを経て決定されます。地域の住宅会社にとって上場グループの傘下入りは事業承継や成長の選択肢の一つとなります。譲渡を検討する経営者は会社売却の進め方もご覧ください。

※本記事は2026年8月27日時点の開示情報に基づいています。最新の状況は当事会社の適時開示をご確認ください。

出典

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